【メイキング】厚塗りチックな水面を描く

今回は、厚塗りチックな水面の描き方について
講座まとめサイト「お絵描きIRADUKAI」より
みそらさんによるCG・イラストメイキングをご紹介します。
1枚絵全体についてのメイキングですが
今回は水面の表現に絞って注目してみましょう。
こんにちは、みそらと申します。 今回はSAIを使用したイラストメイキングをさせていただきます。
描画のコツや自分なりの描き方を紹介していきますので よろしければお付き合いください。 ...
(以下要点まとめ
下書き

ブラシ設定

彩色には鉛筆、エアブラシ、ぼかし、筆を使用
ベース

影

影の描き込み+光

水面の描き込み、底の色合いの調整

塗りと線を結合。ゆらぎの表現、底の書き込み

泡、オブジェクトの追加

水の透明度について

水の濁りはぼかし具合で調節
質感を出すため鉛筆で水底を描き込んでいく



水に浮かんでいるオブジェクトの表現

オーバーレイで全体的に明るく調整


水面に映っている景色の表現


不透明度を下げてオーバーレイで重ねると以下のようになる

水面の光を強調するために、他を乗算で暗くする

水面に輝き表現を追加

テクスチャを追加して水面に質感を出す

上記テクスチャの色相を調節して貼り付け、オーバーレイにする

さらに不透明度を下げる

拡大

エアブラシなどで対象と同系統の色をオーバーレイで重ねる

上記レイヤーをオーバーレイで重ねると以下の様になる

同様に2段階ほど補正して完成


ベースは厚塗りでも、オーバーレイやテクスチャを用いて
雰囲気を演出していくのは他の塗り方とも共通していますね。
また、ベースからの過程に注目すると、徐々に厚塗りチックに
描き込まれていく様子が見えて非常に面白いです。
主に水面の解説を抜粋しましたが
ソース講座では、一枚絵全体の詳細な解説を見ることができます。
興味のある方はそちらもぜひご参照下さい。
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- 著者プロフィール
-
ふぉくすけ
お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。
グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。
会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。
現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。
現在キャンペーン期間中にて
お絵描きで自由を手に入れるための特別講座
を無料配布中
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