木を描く際におさえておきたいポイントまとめ

00_20120709195944.jpg


以前書いた記事「ブラシ素材を使って木を描く」では
ブラシ素材を使った葉の彩色方法をご紹介しましたが

今回は木の描き方第二弾ということで
幹の塗り方や房の置き方についても言及されている
格之さんの「15分で描ける!素材別背景物メイキング集~樹木編~」
をご紹介します。




(以下ポイントまとめ、枝の描き方手順など

葉を描く際のポイント

1.明るめの葉は密度を下げる
 明るさの段階ごとに密度の変化をはっきりさせると良い
 03_20120710191023.jpg

 05_20120710200554.jpg




2.単色で塗った後は水彩筆などでムラをつける
 単色で塗った箇所にはムラを付けることで、
 01_20120710190153.jpg

     04_20120710195753.jpg

3.複製して作った箇所には手を加える
 同じ形コピペして作った下地は単調になりやすいので
 最後にブラシで葉を書き足し、ランダム感を出す
 02_20120710190637.jpg


幹の描き方~背景に合わせるまで

1.Y字をつなげるようにして下地を描く
06_20120710204303.jpg

2.大まかに光が当たる部分を彩色
07_20120710204439.jpg

3.スポイトで色をとりつつデコボコを描画
08_20120710204621.jpg

4.さらに明るい場所にハイライトを入れる
09_20120710205133.jpg

5.反射光を描画する
 反射光はの色は周りの環境で変化するが
 基本的にはその時間帯の空の色を使う
 10_20120710205449.jpg

6.全体を見て更に描き込む
 一通り彩色したら、全体を見て凹凸や影、反射光などの塗りを修正する
11_20120710210107.jpg

7.葉と合わせる
 幹や枝の手前に濃い色、奥に明るめの葉を置くと奥行きが出やすい
 また、葉のレイヤーををコピーしてレイヤーモード「乗算」で
 幹にクリッピングすることで葉の落ち影を簡単に描画できる
 12.jpg

7.背景を描画し、適宜なじませる
彩度・色相で色合いを整えたり、やわらかいブラシで薄くぼかすなど
背景に合うように調整して完成
13.jpg

14.jpg


葉の描き方については端折ってしまっているので
そちらについてはソースの講座「ブラシ素材を使って木を描く」
をご参照下さい。

著者プロフィール
ふぉくすけ

お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。

グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。

会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。

現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。

現在キャンペーン期間中にて
お絵描きで自由を手に入れるための特別講座
を無料配布中

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック: