センスに頼らず配色を考える方法

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以前紹介した「破綻しない色の選び方」では
彩度の統一や、明度でメリハリを出すことなどについて触れましたが
色に役割をふることで統一感を出す、という方法があるようです。

今回はMariko Yamaguchi さんの
「色彩センスのいらない配色講座」をご紹介します。



(以下ダイジェストと要点まとめ)



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●手順

 1.メイン、ベース、アクセントカラーを決める

  ・メインカラー

   色をつけようとしている対象のテーマとなる色
   白抜き文字が見える程度に明度低めの色が扱いやすい

  ・ベースカラー:

   背景など、広い範囲を彩る色
   明度が高めで落ち着いた色が扱いやすい
   無彩色またはメインカラーの明度を上げたものを
   使うのが早い

  ・アクセントカラー:

   メインカラーの補色(色相環で反対側にある色)
   を使うとよい

 2.カラーごとに使う割合を調節する

  70%:ベースカラー
  25%:メインカラー
  5%:アクセントカラー
  くらいの比率で使うようにする


●その他(分割について)

  ・3色で足りない場合には、メイン、ベース
   アクセントカラーごとに分割する

  ・分割する際には、色相が同じでトーンが違う色
   またはトーンが同じで色相が違う色に分割するとよい

  ・色を増やしても、画面全体に占める
   比率は変えないようにする


ベース、メイン、アクセントカラーに当てはめるだけで
配色はぐんとしやすくなります。

色をどう置いていくか迷った時には
積極的に使っていくとよいでしょう。
著者プロフィール
ふぉくすけ

お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。

グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。

会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。

現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。

現在キャンペーン期間中にて
お絵描きで自由を手に入れるための特別講座
を無料配布中

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