フリルを描く時のポイント

ドレスなど、ひらひらした衣装の裾によく見るフリルですが
いざ描こうとすると意外と難しく、構造が把握しにくい装飾の一つです。
今回は、フリルを描く際のポイントが分かりやすくまとめてある
病人グレゴールさんの「フリル講座」についてご紹介します。
(以下ダイジェストと要点まとめ)




●手順
1.フリルの先端となる線を引く
描こうとしているフリルの形をよく意識して
できるだけランダムに先端の線を描く
2.シワと裏地の線を描く
フリル生地の表と裏がどちらなのかを考えながら
中心へ向かうシワの線と裏地の線を描く
●ポイント
・フリル先端の線はパターン化しない
「Ω」形にとらわれ過ぎて同じパターンばかりにならないように
線を描く際には、S字や8の字を意識して引くとよい
・端に行くほど「∩」形
端に行くほど、フリルは「Ω」から「∩」の形になっていく
・やわらかいほどシワはゆるやか
やわらかい生地のフリルほど
中央へ向かうシワがゆるやかになる
・厚めのフリルはシワを少なく
厚い生地のフリルほど「Ω」と「Ω」の間隔が広がり
裏地も見えにくくなる
手順は短いですが、フリル先端の線だけで
生地の厚さや位置など多くの情報を持っています。
今描いているのがどんなフリルなのかをよく意識して
描いていくとよいでしょう。
- 著者プロフィール
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ふぉくすけ
お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。
グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。
会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。
現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。
現在キャンペーン期間中にて
お絵描きで自由を手に入れるための特別講座
を無料配布中
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