破綻しない色の選び方

今回は色の選び方(配色)についてご紹介します。
一見、経験や色彩感覚が要求されそうな「配色」ですが
彩度・明度・色相についての知識があれば、それなりに
色のバランスを予測して配色を考えることができるようです。
konakonayさんの「色のおはなし(初心者編)」では
その3つの要素と配色の関係について実際に例を上げながら
分かりやすく説明されています。
(以下ダイジェストと要点まとめ)













●要点まとめ
・彩度を統一すると安定する
色相がバラバラだったり色数が多い場合は
彩度を同程度で統一すると安定する
・モノクロ表示で明度のメリハリが分かる
明度を調節することでメリハリが出る。
どの程度メリハリがついているかはモノクロ(グレースケール)
表示にすると視覚的により分かりやすくなる。
・落ち着いた色合いには同系色の配色
色相で隣り合った色(同系色)どうしで配色を組むと
なじみやすく、落ち着いた色合いになる
・補色の配色でインパクト
色相で向かい合った色(補色)どうしで配色を組むと
反発し合い、インパクトのある色合いになる
・色相の制限で調整しやすい色に
色相の違う色は2~3色くらいに留めると
調整しやすく、安定した配色になりやすい
●応用など
・色がうるさいと感じたら彩度を下げる
・注目させたい部分に向かって明度を高くする
・目立たせたい部分だけ補色の配色を使う など
色の選び方は画面やキャラクター全体の雰囲気を左右する
重要な要素の一つです。
安定で落ち着いた配色を使うようにすればいい、というよりも
目的に応じた配色を組むように心がけるとよいでしょう。
- 著者プロフィール
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ふぉくすけ
お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。
グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。
会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。
現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。
現在キャンペーン期間中にて
お絵描きで自由を手に入れるための特別講座
を無料配布中
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