「5分集中法」でどんなに忙しくても爆速で作品が作れてしまうという話

やる気はあるのに集中できない
モチベーションがうまく保てない
絵が描きたいという気持ちはあるのにどうして...?
こんにちは、ふぉくすけです。
絵を描くことに慣れてくると
こういう悩みも多くなってきます。
なんだか描く気になれなくて
なんとなく時間だけが過ぎていって
描いている絵もなかなか進まない
家族や友人に「ちょっと手伝って」とか駆り出されたりすると
「絵を描こうと思っていたのに」と、やきもきしたり...
こういうことを繰り返していると次第に心も病んでいきます。
全然行動できなくて、周囲のせいにしてばかりで、
自分のことが大嫌いになってしまった時期が僕にもありました 苦笑
絵を描くことは、義務ではなく自ら選んですることなので
やる気のコントロールがすごく難しいんですよね。
以前やる気があるのに集中できない原因を
「環境」という切り口からお話しましたが
今回はこういった悩みを「やる気の出し方」
という切り口からお話していきたいと思います。
まずは着手してみて
↓
だんだんやる気が出てくる
実は、やる気はほとんどこの順番で出ています。
なぜなら、人のやる気というのは基本的に
外部からの刺激によって出るようにできているからです。
だから、待っていてもなかなかやる気が出ない
というのは当たり前ですし
始める前からやる気に満ちているという状況は、
外部からの刺激で出たやる気が、偶然他の行動のやる気に繋がったという
むしろイレギュラーパターンなのです。
つまり、お絵描きを始めたばかりのような
全てが新鮮でやる気に満ち溢れているような状態の頃は、
「やる気が出るのを待つ」という姿勢でもなんとかなりますが、
絵を描くことに慣れてくるほどそうはいかなくなるため、
まず始めて
↓
やる気が出てくる
この形の必要性が高まっていきます。
しかし、問題になってくるのが
とりあえず始めることのハードルの高さです。
「仕方ない」「やるしかない」といった感覚じゃないと
とりあえず着手しても結局ダラダラします。
いつやるか
いつまでにやるか
どのようにやるか
これらが具体的でないと
人は恐ろしいほど行動しません。
これは特別だらしないからではなく人間の性質ですので
変に抗おうとせず、そうだという前提で考えてみると
意外と簡単な解決策が出たりします。
その一つが今回ご紹介する「5分集中法」です。
人間5分くらいで済むことなら
まあやってみようかなと感じます。
だからとりあえず5分だけやろうって決めます。
さらに、やることが明確でキリが良いと
余計に始めやすいです。
だから、その5分ですることも、
「5分でできること」に分割します。
例えば、5分で絵を1枚仕上げることは無理かもしれませんが、
「顔を仕上げる」「体を仕上げる」に分割すればできそうですし
さらに細かく分割していくこともできます。
することとゴールが明確に決まれば
とりあえず5分だけやってみることのハードルは
ものすごく下がります。
そして、設定した目標が達成できれば
5分だけでも結構達成感って得ることができます。
さらに「少しは成果あったな」と少しでも達成感を感じると、
もうちょっとやってみようかなという気分になります。
そしたらまた次の5分実践します。
これを2,3回繰り返すとかなり
やる気は高まっているはずです。
たとえ途中で邪魔が入ったって、それが終わったら
もう一回5分が確保できるタイミングを見つければいいんです。
「5分でできることに分割してこなす」ということを覚えると
いくら忙しくても着実に絵を仕上げられるようになります。
もう自分でもびっくりするくらいやる気を復活させられますし、
絵だけではなく、行動したい時にいつでも使えます。
僕も社会人になってからこの「5分集中法」を知って、
かなり時間を有効に使えるようになりました。
もっと前から知っていればって本気で思います。
人って普通5分くらいの空き時間じゃマジで何もしないです。
僕なんて15分あったって「微妙だな」とか言って何もしませんでした 笑
でも「5分でできることに分割する」ということを覚えると
こういうスキマ時間が有効に使えるようになるんです。
もう少し具体的に
絵を描く過程で考えてみましょう。
1.どんなものを描くかイメージする
2.イメージをラフ画に起こす
3.イメージラフを元に下描きを描く
4.下描きから線画を起こす
5.線画に彩色する
6.仕上げの効果をつける
1枚絵を描くだけでもこれだけの行程があります。
これをさらに分割していきます。
例えばイメージの段階は
・何が伝えたいか
・何に注目させたいか
・どこに何を配置するか
に分割できますし、この中の
「どこに何を配置するか」をさらに分割すると
・全体像
・人物
・背景
さらに、この中の「人物」を分解すると
・表情
・ポーズ
このくらい分割すれば5分でも
「とりあえずこれだけでも考えてみようかな」
くらいの気持ちにはなります。
5分でできる小さなタスクにどんどん分割してしえばいいんです。
そして実際着手してみると、そこまで細かくしなくても
むしろ5分でも結構できるなということに気付くはずです。
実際に携帯やPCのアプリで時間を計ることも効果的です。
「この5分はこれしかやらない」
と決めてタイマーのスイッチを入れるだけで
集中するハードルと、実際に始めるハードルはかなり下がります。
ハードルさえとにかく下げまくることができれば
どんな大きなタスクだってできます。
できないというのは、やろうかどうかを悩んで
踏み出せないというのがほとんどです。
やる気をこまめに出せるようになると
出たタイミングで一気に終わらせてしまうチャンスも増えます。
繰り返しますが、
重要なのは、とにかく始めるハードルを下げることです。
例えばペンとメモ帳を持ち歩いて
すぐに絵を描けるようにしておくこともそうですし
スケッチブックやクリップボードで
横になりながらでも絵を描けるようにするでもいいです。
スマートフォンのゲームなんて見て下さい。
「とりあえずやる」ってハードルをこれでもかっていうほど下げまくってますから。
ログインボーナスでとりあえず毎日ログインさせて
デイリーミッションで1週間とりあえず目標を達成させて
課金ガチャを無料で引けるというお得感で
プレイヤーのモチベーションを見事に維持させます。
だからみんな「あれ、やらされてない?」ってくらいやってしまうんです。
あれ実際やらされてます。
それも、そう感じさせないほどにごく自然に。
試しに「ガチャは課金でしか引かない」という縛りを実践してみて下さい。
ゲームに対する「とりあえずやる」が驚くほど減ってやめられますから。
(僕はこれでソーシャルゲームに時間を費やし過ぎてしまう
ということが激減しました 苦笑)
少し話を戻して、こういうハードルを下げるという行動を
5分集中法と組み合わせて実践してみて下さい。
プライベートが忙しくたって何だって
空いた5分を積み重ねて作品が作れるようになります。
「短期間でよくこんなに作品を作れるなw」とか言われる人になれます。
「時間は見つけるものでしょ?(`・ー・´)ドヤァ」とかドヤ顔で言えるようになれます。
まあ、そこまで期待せずともいいですが 笑
個人差はあると思いますが、きっと一定の効果はあると思いますよ。
というわけで、もしあなたがやる気やモチベーション維持について悩んだ時は
まずはこの「5分集中法」を試してみることをお勧めします。
- 著者プロフィール
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ふぉくすけ
お絵描き・小説・ゲーム制作など
創作活動が大好きな元SE。
グラフィッカーになる夢を諦め一般企業に
就職するも、多くの理不尽を当然のように
受け入れながら働く「雇われる生き方」
そのものに強い違和感を持つ。
会社員として働きながら生き方の模索を続け、
Web媒体の収入が月給を上回ったため独立。
現在は、お絵描きをはじめとする、
創作活動で食べていきたい人に向けた
情報発信をメインに活動中。
現在キャンペーン期間中にて
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を無料配布中
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