ラフよりも豊かに見える線画を描く



前回の記事
「絵のクオリティをバランス良く高めるコツと、
その落とし穴」
では、

後からの手直しを最小限に押さえて
モチベーションを保ちつつ描き込んでいく方法
について解説しました。


前回は具体的な描き込みについてはあまり触れず
考え方についてがメインでしたので

今回から何回かに分けて、描き込む際のポイントを
各工程ごとに解説していこうと思います。



構図の説得力を底上げするラフの見直し方とは?

線画の工程で力を入れるべきこととは?

ラフよりも豊かに見える線画とはどういうものなのか?



今回は、ラフとペン入れの工程について
描き込む際の具体的なポイントを、
唯さんの講座を元に解説していきます。



ラフの作成からペン入れまで-Photoshopメイキング
はじめに制作画面を紹介します。
いつもA4 400DPIの画面で制作しているので、
今回も同じ設定にします。 ...





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SAIでアナログ風のペン設定

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今回はSAIでもアナログのような描き心地を表現できるという
片桐ちさとさんのユニークなペン設定をご紹介します。



●このペン設定の主なメリット

 ・解像度が高いキャンバスにも軽い筆圧で強い線が描けるようになる
 ・線の強弱が付けやすい
 ・アンチエイリアス(境界のぼかし)がないので、コミックなどの
  高解像度の印刷物向き
 ・ペンではなくレイヤー設定のニ値化なので、専用のツールを作る必要が無く
  消しゴムツールなどもそのまま使うことができる

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