黄金比を適用して美しい構図を作る

00_20120510144549.jpg


「黄金比を使うと美しくなるらしい」ということを
なんとなく知っている人は沢山いても、実際に意識して
イラストに適用した例というのはあまり聞きません。

「なぜ美しいとされるものに多いのか」
「実際のところ本当に美しく見せる効果があるのか」
など色々疑問のある黄金比ですが、これだけ有名になっていることを考えると
角度や配置など、イラストの構図にも試してみる価値がありそうです。


そんな訳で今回は実際にこの黄金比をどう使ったらいいのか
面白い例が紹介されている記事と、簡単に黄金比が構図に適用できる
便利なPhotoshopのプラグインについてご紹介します。

※以下のリンク先ではR-18画像が含まれるので平気な方のみご参照下さい

べっかんこう氏は○○○の角度を黄金比で決めている? - spring efemeral
「穢翼のユースティア」のイベントCGを眺めていたら、
「ヒロインの傾斜角度がほとんど同じじゃね?」と思ったので ...



べっかんこう黄金比多用説に関する若干の補足 - spring efemeral
「べっかんこう黄金比多用説」(笑)ですが、
Twitterやはてブなどで見かけた反応に対してちょっとだけ補足してみたいと ...




(以下簡易まとめと黄金比プラグイン紹介
※R-18画像は除いています



黄金比適用パターン一覧
 ソースの記事では「オーガストの原画で有名なべっかんこうさんのCGは
 黄金比に即しているものが多い」ということで、実際にそのCGに黄金比を
 あてはめて考察されています。
 CG出典はオーガスト作品「穢翼のユースティア」「夜明け前より瑠璃色な」
 「月は東に日は西に」「バイナリィ・ポット」のものです。

 1.黄金三角形の構図
   「黄金三角形」という下図の分割に沿って配置するパターン。
   ヒロインが三角形の斜辺と並行に立っており、体が画面中央の
   平行四辺形内に収まっている

  sankaku.jpg


  01_20120510151355.jpg02_20120510151400.jpg
  03_20120510151404.jpg04_20120510151412.jpg


 2.黄金分割の構図
   対角線をひいた後、別の頂点からその対角線に垂直な線を引いたもの。
   両目を対角線や分割線に揃えている

  bunkatu.jpg


  05_20120510153952.jpg06_20120510153957.jpg


 3.黄金螺旋の構図
   画面を黄金比で長方形にどんどん分割していき、その交点をつないでできる曲線。
   キャラクターの顔など、構図の中でも重要な箇所が曲線の収束する点に置かれている

  rasen.jpg

  07_20120510155759.jpg08_20120510155805.jpg
  09_20120510155811.jpg10.jpg


 4.応用パターン
   以上を複数組み合わせて適用されているパターン

  ・鳩尾から足のラインは短辺を黄金分割したラインと平行に配置されている
  ・鎖骨から鳩尾のラインはCGを2分割した四角形の対角線と一致する
  ・顔は2分割された四角形にできる黄金三角形の斜辺と平行であり、さらに
   平行四辺形の中に収まっている
  ・肩のラインは2分割された四角形の対角線と平行である

  11.jpg

黄金比適用ツール
 いざ黄金比を使って構図を描いてみようという時に役立つ、
 画像サイズに対する黄金比が簡単に確認できるPhotoshopプラグイン。
 黄金比以外にも色々お役立ち機能が入っているようです。
 ※Demo版のためか300*400までしかか出力できないので注意
 (レイヤーに出力さえしなければそれ以上のサイズでも確認可能

Divine proportion the easy way
- golden section Photoshop plugin




 インストール手順

  1.ダウンロード&インストール
   左上のメニュー「Downloads」よりダウンロードページに飛び
   OSに合うバージョンを選んでダウンロード後、解凍して現れる
   インストーラーを起動してインストールフォルダを選択。

   ※日本語版の場合デフォルトで選択されている「Plug-in」フォルダではなく
   「プラグイン」フォルダに入れたほうが認識するようです。)
  
   ※Windows VISTA 64bit環境、Photoshop7.0に対してWindows32 bit版の
   インストールは確認しました。

  
  2.メニューバーより認識されているか確認
    起動してメニューバー「フィルタ」の一覧に「Power Retouche Demo」
    の項目が追加されていればインストール完了です。


 基本的な使い方

  1.Photoshopで黄金比を適用させたい画像ファイルを開く。
    あとから動かす必要があれば新規レイヤーを作っておく
    (画像サイズが300*400以下であればレイヤーに出力可)

  2.「フィルタ→Power Retouche Demo→PR Golden Section」を選択

  3.黄金比設定画面が起動し、右に表示される項目を調整することで
    任意の黄金三角形や黄金螺旋の補助線が表示される

  4.右下「Apply」よりレイヤーに対して出力


 実際に構図に活用してみる

  少し力技ですが、黄金比を使った構図を描く場合
  以下のような使い方が考えられます。

  ◯最初にキャンバスの比率を縮小した300*400以下のサイズで
   レイヤーに出力した後、そのレイヤーを拡大してキャンバスサイズに合わせる。
   その後、それを補助線としてラフを描く

  ◯描きながら何度も起動→キャンセルを繰り返して修正していく


 以上、ざっくりとまとめてみましたがソース記事補足記事ではかなり詳しく考察されており
 非常に興味深い内容になっています。R-18画像が大丈夫な方はぜひ参照してみて下さい。






おすすめ関連記事:



関連記事

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック:


>>まとめtyaiました【黄金比を適用して美しい構図を作る】 from まとめwoネタ速neo
「黄金比を使うと美しくなるらしいよね」ということをなんとなく知っている人は沢山いても、実際に意識してイラストに適用した例というのはあまり聞きません。「なぜ美しいとされる... >>READ