自分を劇的に成長させるお絵描きソフトの選び方



あなたは絵を描く時
どんなお絵描きソフトを使っていますか?


今は無料でも優秀なソフトが多く出ていますし

有料ソフトも昔ほど高価ではなくなり、
学生でも手が届くレベルになっています。


実はこのお絵描きソフト、選び方次第で
成長スピードは劇的に変化するって知っていましたか?


前回の記事「やる気があるのに集中できない理由」で、
環境がどれだけお絵描きの成長に影響するのか
ということについて書きましたが

絵を描く時間の大部分を共にするこのお絵描きソフトこそ
成長に影響を与える代表的な要素の一つです。


前回告知していた通り、今回は

無料ソフトを使うことの代償とは?

Photoshopは必須?

今、どんなお絵描きソフトを選ぶべき?



以上の3点から、お絵描きソフトの選び方についてご紹介します。







無料ツールを使うことの代償



これからお絵描きをはじめようという人から
有料ソフトはある程度慣れてから買いたい
という意見をよく聞きます。


確かに、誰もがお金はできるだけ無駄にしたくないものです。

だからこそ、お絵描きの知識も少ない初心者のうちは
知識が増えてきてからゆっくり吟味したい
という気持ちになりますよね。




しかし、損しないためには
実は「初心者こそ」最初から
有料ソフトを選んでおくべきなのです。


その理由をこれからお話します。



▽使い勝手の良さが追求されている

まず、有料ソフトの大きなメリットの一つとして
お絵描き補助機能が豊富さが挙げられます。


例えば手ブレ補正機能があるソフトなら
ツールを使うだけで綺麗な線を引くことができます。


そういう補助機能の豊富ソフトを使うだけで
手ブレの少ない綺麗な線を引くことに費やす時間は
圧倒的に少なくなります。


確かに最近の無料ソフトもそれに習って
似たような機能を持つようになってきましたが

ライバル企業としのぎを削りながら
シェア獲得に励んでいる有料ソフトは
絶えず多くのユーザーの意見が反映されています。


そのため、良い機能を幅広く取り入れ、要らない機能は削られて
ストレスの無い配置と動作が常に追求されています。


だから同じ機能を持っている無料ソフトと比べても
使いやすさは格段に違います。


ちょっとした使い勝手からくるストレスも
お絵描きソフトを使っている間ずっと蓄積されつづけるため
モチベーションに大きく影響します。




有料ソフトをただ使うだけでもこういったストレスは最小限に抑えられ、
結果的に制作時間も短縮されます。




▽メイキング数の豊富さ

さらに制作に役立つメイキングの数も重要です。


他の絵を見て、こういう表現が使いたいと思った時
とりあえずネットで検索してみますよね?


そして検索すればあっさりその方法を使った
メイキングが出てくることがほとんどです。


そして、同じソフトを使ったメイキングなら
その通りに行えば、大半がすぐに同じように表現できます。


極端な話、プロが熟考して作り上げた技術すらも
メイキングを見ればものの数分で習得できてしまいます。


特に右も左も分からない初心者にとって
これほど心強いものはないですよね?


このメイキングの数というのは
多くのユーザーが長く使っているソフトほど
たくさん作られています。


別のソフトを使ったメイキングも
真似できないわけではありませんが

ソフト間での微妙な機能の違いを把握して
同じ表現をするには多くの時間と手間がかかります。


そのソフトのユーザー層も重要です。
お絵描き中級者、上級者が多く使っているものほど
役立つメイキングを作れる人も多いですし

プロのユーザーが多いほどそのクオリティも高いです。



優秀な無料ソフトというと意外に種類が多く、
そのソフトを使ったメイキングを見つけるのも一苦労です。


一方、有料ソフトで優秀なものはほとんど種類も絞られるので
目的にピッタリ合ったメイキングをすぐに見つけることができます。


そういったユーザーの数と使っているユーザー層で見た時、
圧倒的に有料ツールの方が有利になるのです。



これから技術を身につけ、磨いていく初心者ほど
こういった補助機能やメイキングが豊富にあることは
効率的な成長に直結します。



▽サポート面で強い

また、無料ツールはサポート面で弱く
突然サービスを終了してしまうことも珍しくありません。


サポートが終了して、OSがバージョンアップされていくと
次第にソフトがOSに対応できずに使えなくなってしまいます。


そうなった時、せっかく覚えた技術も
また新しく覚え直しになってしまいます。


有料ソフトであればサポートもしっかりしており
すぐに不具合やOSバージョンアップへの対応なども柔軟にしてくれます。



▽無料を使い続けることの負債

有料ソフトを使うだけでこれだけの違いが出るんです。
そりゃ成長スピードも変わりますよね?


何十時間、何百時間という
膨大な作業時間が積み重なっていった時


選んだソフトがあなたの成長や作業効率に与える影響って
計り知れないものだと思いませんか?




無料ソフトを使い続けるということは
「無料である」ということと引き換えに
大きな負債を抱えている可能性が高いです。


効率良く成長できるチャンスを捨てた上で
不安定な足場でお絵描きをするようなものです。


少しの投資を惜しんだために、多くの時間と成長の機会を失い
必要以上の苦労や挫折をたくさん味わいながら
ほんの僅かずつ成長していく人と


最初にしっかり投資しておいて、快適で効率的な環境のもと
短期間でぐんぐん成長していく人


後者なら、時間の一部をアルバイトにでも充てたとしたら
おそらく投資したお金すら創作活動で
あっという間に取り戻せることでしょう。


もし将来を見据えて創作活動をしているなら
できるだけ有料ソフトを使っておくことをお勧めします。



それでは次に、有料ソフトでも
どんなソフトを選んでいけばいいか
という話題に移っていきます。



Photoshopは必須?



今や多機能でもかなり安価なソフトが出てきているのに、


なぜ未だに多くの企業やプロが高価な
Photoshopを愛用しているのか気になりませんか?


Photoshopはここ20年以上ずっと
プロのデザイナーに使われ続けているソフトです。


画像加工においては抜群に優秀で、細かな効果や調整、変形ができ
保存形式もかなり多いため、多くの印刷会社への入稿でもこの
Photoshopの形式が採用されています。



少し使用するには慣れは必要ですが
慣れると圧倒的に早く、あっという間に
クオリティの高い効果を仕上げる能力を秘めています。



機能面もさることながら、
多くの企業やプロのユーザーによって長年作られてきた
メイキング記事の数は他のツールの追随を許しません。


常識的に考えても、20年間以上確固とした地位を築いて
企業に使われ続けているソフトと

ここ2,3年で出てきた企業が出しているお絵描きソフト
どちらを信頼するかといったら言うまでもありませんよね?


だからこそ、Photoshopは今もなお
多くの企業で採用され続けているのです。


将来的にグラフィッカーとして企業で働く事になったら
ほぼ100%触れることになるソフトですので
覚えておいて損はないはずです。


ただ、お絵描きに特化したソフトの方が機能が絞られて特化している分
分かりやすく、使いやすいため

無理して最初から覚えていく必要はありません。


使い方を覚えることに苦労するあまり
思い通りに制作できずに挫折してしまっては本末転倒ですよね?


Photoshopは使えるに越したことはありませんが
あまり固執する必要はないと思います。




今どんなソフトを使うべきか



私達をとりまくお絵描きの環境は変化し続けています。


とりあえず有名な有料ソフトを買っておけば万事OKかというとそうではなく

常に時代の流れを敏感に察知して
より良い環境を模索し続けるという姿勢が最も大切です。


最近でいうと、昔と比べてMacユーザーが増えてきましたよね。

テレビドラマを見ても、パソコンを使うシーンで
Macbookを良く見かけるようになりました。


おそらくiPhoneの普及によってApple社の製品が
注目されるようになったことも影響していると思います。


色んなメーカーが新しいAndroidスマホを競争しながら出す中
いまだにiPhoneが大きなシェアを獲得し続けていますが


Macbookも、同程度の価格の他のパソコンと比べて
使いやすさという点で目を見張るものがあります。


薄くて軽くて持ち運びやすく、動作も軽快で
インターフェースや文字表示なども圧倒的に綺麗です。



僕も長くWindowsとMacどちらも使っていますが
メーカーに対するひいき目無しに見たとしても
Macの使いやすさは、挙げはじめるとキリが無いほどです。



同じように、お絵描きソフトにもトレンドがあります。


Windowsだけであれば
プロと企業が使うPhotoshopと
プロからアマチュアまで広く愛用されるSAI


というのが今まで一般的でしたが、

ここ数年で、パソコンの変化と同じように
お絵描きソフトのトレンドにも変化が訪れてきています。


そしてその変化によって、
私達一般ユーザーにとって少し問題が出てきました。


Photoshopが月額料金になり
価格もさらに高額になってきたこと


SAIが現在Windowsにしか対応しておらず
代替となるソフトの必要性が出てきたことです。



いざWindowsからMacに替えることになったとき
それまで安価でお絵描きに特化したSAIをメインに使用してきた人は

高額化が進むPhotoshopを使うか
何か別のお絵描きソフトに変えるか

選択を迫られるということです。



でも、せっかく身につけた使い方が
一から覚え直しになるのも嫌ですし、


かといって、高額化するPhotoshopを
使い続けられる人も限られてきます。


いずれMacが主流になるかもしれませんし、
できればOSの心配をせずに一本のソフトを
ずっと使い続けていたいものですよね?



そんな中、ここ数年でダークホースのように登場したのが
CLIP STUDIO PAINT PROです。


CLIP STUDIOは以前からコミックスタジオという
デジタル漫画制作ソフトで地位を築いてきたセルシスというメーカーが

ここ数年でその技術をイラストに特化したソフトに注いで
開発されたお絵描きソフトです。



実績のあるメーカーが出しており信頼性が高く

Mac、Windows両方に使えて

お絵描きに必要な機能を一通り備え

かつ安価で購入できる



と、今のニーズに信じられないくらいマッチしています。



実際使ってみると、さすが漫画制作ソフトを作ってきただけあって
ペンの描き心地も優秀なSAIと比べて全く劣らない性能です。


さらに最初から汎用的な素材がかなり多く入っており
素材があまり無い人でもクオリティの高い絵を仕上げることができます。



本格的に商用、企業向けを意識して作られており
漫画制作機能に特化した上位版のExもありますが、

漫画を本格的に制作したり、企業向けに入稿したりする人でなければ
安価なProの方で充分です。


また、もし後からExの機能が必要になっても
その時に差額を払えばアップグレードしてもらえるようで
安心して購入できます。


さらに金銭的にもかなり融通が効きます。


Proなら5000円と、
ほとんど携帯ゲームソフト一本とそう変わらない価格ですし

Exの場合月額使用も可能で、
月500円で毎月使い続けられるバリュー版というものあります。


これなら、しばらく描かない期間ができても
使いたい月だけ課金すればいいのでとても便利です。


以上の理由から、SAIをメインに使っている人も今後の環境の変化に備えて
今のうちから少しづつCLIP STUDIOに慣れておくことをお勧めします。



ただ、デメリットとしては
低スペックのPCでは動作が少し重くなることが挙げられます。

メモリ2GB推奨とは書いてありますが
8GB程度が快適に動作する環境の目安のようですので
お使いのパソコンのスペックには注意が必要かもしれません。


今のところ、30日間は無料で使えるようですので
まずは自分の環境に合うかどうかを含めて
一度試してみることをお勧めします。



PS.

有料ソフトについて色々書きましたが


もちろん必ずしも有料ソフトを使わなければ
成長できないわけではないですし
無料ソフトだけで有名絵師になる人だっています。


ただ、集中できるかどうかは
挫折やスランプに大きく関わってきます。


お金がもったいないというだけで
初期投資することを恐れるあまり


作業環境を原因とするちょっとしたストレスから
スランプになったり挫折したり

一気に成長していく可能性を無意識に潰してしまうのは
非常にもったいないことです。


最初にたった数千円の投資をするかどうかで
今後のあなたの成長は大きく変わります。


それによりもたらされる格差は、
後になって気付いた所ですぐに取り返せるものでしょうか?


無料ソフトで充分という人も
定期的に自分の成長と投資についてを秤にかけて
考えていくことは必要だと僕は思います。


下記に、有料ソフトを使うのに向いている人、
そうでない人をまとめておきます。


有料お絵描きソフトに向いている人

・効率的な手段は惜しまず使っていきたい方
・作品制作を数多くこなしていくことで自然と上達していきたい方
・確実に成長につながることなら多少の初期投資は覚悟できる方


あまり向いていない人

・今後そんなに絵を本気で取り組む気は無く、一時的に必要になっただけという方
・多少効率は悪くなっても、できるだけお金をかけたくない方
・「スキルアップに投資する」という感覚にあまりピンとこない方



関連リンク:
ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード



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